司法書士法人エージェントのブログ記事
2015 06/27 17:42
来る平成27年7月5日の日曜日は、司法書士の試験日です。7月の第一日曜日と決まっているので、今年は7月に入ってから試験日まで日数に少し余裕があります。さて司法書士試験ですが、合格率は2~3%と、国家試験の中でも難関と言われます。何が難関なのでしょうか?試験自体は年1回です。午前2時間の学科試験と、午後3時間の学科・記述試験があります...
2015 06/21 21:58
今日は「相続放棄」についてお話をしたいと思います。借金ばかりの相続財産を引き継ぐことで、結果的に相続人の経済的な負担が増えるのなら、相続財産をはじめから引き継ぎたくないと考える相続人はいるかと思います。そのために民法では、「相続放棄」の制度があります。前回お話をした「限定承認」も、相続人の経済的負担を減らす制度ではあるのですが、手続...
2015 06/18 22:44
今日は、「相続のこと その7」ということで、前回に少し触れました「限定承認」、「相続放棄」といった手続きについて、お話をしたいと思います。これもまた前回のおさらいになるのですが、亡くなった人”被相続人”が残した、不動産や預貯金など「プラスの財産」の額より、借金などの債務、「マイナスの財産」が多いとなると、差し引きマイナスだけになるので、...
2015 06/18 13:49
今年も司法書士記述試験の試験日が近づいてきました。試験は毎年7月の第1週の日曜日に行われます。受験生は皆、この1年の成果が実を結ぶように、精一杯試験に臨みます。司法書士試験には司法試験のような受験回数制限はありませんが合格者の半数近くが受験回数3回以内というデータがあります。簡単な試験ではありませんが、決して無理な試験ではありません...
2015 05/27 21:34
今までお話をしました相続の手続きは、「相続財産」を、誰に対して、どのように承継させるのか、といった内容でした。しかし相続人の中には、相続財産を受け取ることに対して、困る人もいる場合があります。例えば、遺言書も遺産分割協議も無く、単純な法定相続の場合は、配偶者と子供2人が相続人ならば、配偶者2分の1、子供は4分の1ずつ相続財産が承継さ...
2015 05/19 21:47
と言うと、コンビニやスーパーのレジにあるアレを想像するかと思います。見かけは、まさしくアレなんです。実は不動産登記を申請するときに、バーコードリーダーを使う機会が今後増えてきそうなのです。(不動産登記のバーコード(QRコード)については下記ブログを参照)登記識別情報通知 新様式について1登記識別情報通知 新様式について2登記識別情報通知...
2015 05/06 17:40
遺言書に書けることは、民法で決められております。項目としては色々とありますが、相続財産に関する項目に特化しますと、(1)遺贈に関すること(2)相続分の指定及び指定の委託(3)遺産分割方法の指定及び指定の委託(4)遺産分割の禁止などが挙げられます。その中で、(1)遺贈に関することについてお話をいたします。遺贈は、相続人や相続人以外の第...
2015 04/26 22:21
今までの相続のお話で、「法定相続分」と「遺産分割」について触れてきました。しかしそれは、法律で決まったり、相続人たちが話し合って決めることであり、被相続人が生前の自分自身の考えとは関係が無いところと言えます。例えば夫・妻や子供達、その他お世話になった人へ、自分の相続財産をそれぞれ受けさせたい場合、どうすれば良いのでしょうか。今日は「遺言...
2015 04/22 22:57
遺産相続をするあたって、相続人や関係者を巻き込んだトラブルは少なくありません。そこで民法は、一つの方法として「遺産分割」を定めています。人生において、相続は何回も遭遇するものではないのでしょうが、相続に関連した「遺産分割」という言葉自体は、ご存知の方は多いかと思います。遺産分割とは何でしょうか。亡くなられた方(被相続人)が遺言を残し...
2015 04/18 20:23
人は、誰しもいつかは死を迎えることになります。「死ぬのは自分だから関係ないよ」果たしてそうなのでしょうか。残された家族のその後のことは?死んだ自分の財産の行方は?確かに法律では、「法定相続分」というものが定められています。被相続人(亡くなられた方)の配偶者(夫または妻)には、残った財産の半分以上が行き渡ります。配偶者は、必ず法定相続...